第19回日本小児耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会

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ご挨拶

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会長ご挨拶

会長ご挨拶

第19回
日本小児耳鼻咽喉科学会
総会・学術講演会

会長 竹内 万彦

第19回日本小児耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会を開催させていただけることを大変光栄に存じます。

これまで私は長引く咳嗽の児や聴こえに関連する疾患を有する小児を主に診てきました。このような小児を診療する際、耳鼻咽喉科領域の問題以前に小児について知るべきことが多く、それを理解しておくことが大切だと感じていました。また、小児を診療するに当たり、いつも念頭に置いていたのが患児たちの将来のことでしたので、「こどもたちの健やかな未来のために」を今回の学会のテーマにいたしました。

おとなに比べて非力なこどもたちを守ることが大切だと考え、特別講演では山中龍宏先生(緑園こどもクリニック)に「事故による子供の傷害を予防する(仮題)」について、また、共通講習として木下あゆみ先生(四国こどもとおとなの医療センター)に「耳鼻咽喉科医が知っておくべきこどもの虐待(仮題)」についてご講演をしていただきます。

また、水足邦雄先生(防衛医大)に「イヤホン難聴・ヘッドホン難聴からこどもを守る」について、成島三長先生(三重大学形成外科)には小児頭頸部の形成外科治療について教育講演をお願いしました。

パネルディスカッションでは、「発達障害児への対応と診療のコツ」を取り上げます。また、シンポジウムでは、「小児難聴-いつ、誰に、何を、どう伝えるか-」と「どう診る?子どもの咳・喘鳴」(仮題)を予定しています。

 

感染症分野の合同セミナーとダイバーシティ推進委員会の企画「働き方改革、みんなの疑問にお答えします(仮称)」も予定しています。

会場のシンフォニアテクノロジー響ホール伊勢(伊勢市観光文化会館)は近鉄宇治山田駅の直近にあります。ここから伊勢神宮の内宮、外宮もそう遠くはありません。ふるって一般演題にご応募いただき、伊勢へお越しくださいますようお願い申し上げます。